富士山での仕事って何をしてきたの?
ここでお話します。
まず、我々と資材は5合目から、ブルドーザーに乗り、
山頂まで行きます。
乗りごこちはよくありませんが、歩いて登るよりはいいかと・・・
8合目位から空気うすくなり、何となくですが、息苦しいような気がしました。
3時間半位で山頂に到着です。
さすが日本一、山頂からの眺めはすばらしかったです。
ここが山頂にある観測所です。
とりあえず荷物を降ろし、内に入り、しばし休憩。
この観測所の中の部屋で宿泊しました。
天候も、晴れたり、霧が出たりと、めまぐるしく変わり、朝方は雪が降りました。
下にいる時は半袖のシャツでしたが、山頂では真冬の装備です。
宿泊場所に暖房設備が無く、寝る時もしっかり着込んで寝袋に包まって寝ました。
高山病の事も気になってましたが、
この時点では、気分が悪いというのが、誰もいませんでした。
昼食を済ませ、現場に!と言ってもすぐそこです。
このタンクを撤去して来ましたが、鉄板を溶接して造ってあり、想像以上に大変でした。
当時の人達はよく造ったなと思いました。
普段通りの作業をしていると、息苦しくなり、空気のうすさを実感し、
工事も思うように進みませんでした。
この時点で、ひとまず下山し、不足の材料などの準備をして再び出直します。
続きます・・・・・